めがね屋なので毎日お客様のメガネを見せていただいているのですがレンズのコーティングが剥離しているメガネを拝見する事があります。特にガラスレンズからプラスチックレンズに変えたお客様がやっぱりとガラスに戻される事はあるある。なぜならプラスチックはあっという間にキズになるから。それでもプラスチックレンズの方が軽いし割れないし、どんなフレームにもどんなカラーにもできる、柔軟なのです。SANTAでも9割がプラスチックレンズです。レンズメーカーさんも以前に比べるとガラスレンズの取扱いの幅が少なくなりました。という事ですでにご存じの方にはウザい話ですが今一度日常のメガネのお手入れの仕方を聞いていただきたいなと思います。お手入れは簡単でシンプル!こすらない!さわらない!食器で例えるとプラスチックのコップやお皿は使って洗ってを繰り返すと色も褪せ質感が変わりますがガラスのコップは若干透明度が落ちても質感や色合いは変わらないと思います、プラスチックは表面が柔らかいからです。だからさわらない方が良い ◎でもメガネは汚れます。そこで。。。◎ 通常はメガネ拭きでOK ◎メガネ拭きが汚れていたらNG ×メガネ拭きは洗って繰り返し使えます。◎ 汚れたら水洗い◎水道でジャーっと流したら水分を取りメガネ拭きで仕上げ。◎ 油汚れには・・・水を張った中に中性系の洗剤(食器用洗剤)を2~3滴を混ぜてじゃぶじゃぶと水の中でふり洗い、水道水で流す。ティッシュなどで水分をとって、仕上げはメガネ拭き。(メガネのシャンプーは洗剤が泡ででるので簡単でオススメです)◎ 気が向いたらめがね屋に行く時々おそうじさせてください。という事でメガネは丸洗い可能です。
レンズ表面には静電気で花粉やホコリ、小さなごみなどが付きます。外にいた時間が長かったら、家に帰って水道でじゃーっと流して拭き上げるのが一番です。水滴は放置せずにしっかり拭き取ってください。水垢の原因になります。プラスチックレンズが苦手なのは× お湯 × × 熱 ×(60℃以上になるとプラスチックレンズの表面のコーティングが縮みます)× カラ拭きティッシュ ×レンズの水分をとる時はOKですが、カラ拭きはキズになりやすいです。× アルカリ系や弱酸性のハンドソープやボディーソープ ×レンズやフレームの隙間に残っています。× キズやコーティングのダメージはレンズ交換になります。コーティングのし直しはできません。
プラスチックレンズの耐久年数はおおよそ2~3年と言われています。コーティングもキズや熱や静電気を防止するものなど様々ありますが日々の使い方でより長持ちできますし逆にもったいない使い方をしているかもしれません。レンズのキズやコーティングの不具合は見えにくくなりイライラします。目にも悪いです。めがね屋ですから新しいレンズに交換してくださいと言いたいところですがより長く快適に使っていただきたいので ぜひレンズを長持ちさせてノンストレスにお過ごしください(*^-^*)ありがとうございました。