こんにちはめがね屋SANTAのマミです。Happy Valentine`s Day水戸では偕楽園で観梅がはじまり日中暖かさを感じることが多くなりました。今度もまた想像を超えてくる映像を見ています。トルコは寒さ厳しいという事…胸が詰まります。人間は小さいと感じます。
先日、お客様から『今まで使用していたメガネと新しいメガネのサイドを見た時の感覚が違う』というご指摘をいただきました。折角なのでみなさまと共有したいと思い今日は度付きメガネの深いところについて。メガネのデザインはいろいろあり、好きなデザインを選べるのですがこれが度付きになるとデザインだけで選ぶと不具合があるかもしれません。
上の写真は同じような丸型の金属フレームですがサイズが全く違います。フレームサイズ50mm、鼻幅19mmフレームサイズ42mm、鼻幅21mmこのフレームでサイズ3mmの差。左右で6mmの差が出ます。そうするとまっすぐ前を見た時は同じ見え方でも横目に見ると小さなフレームからは度のない世界がすぐあります。
フレームの縦幅が細いものと大きいフレームでも感覚は違いがあります。
フレームの太さは、フチが目線に入る感覚の違いがあります。見え方というよりは、太いフチや濃いカラーは暗く感じます。
テンプルと呼ばれる両サイドのツルが太いデザインのものもサイドの見え方の感覚が、細いものとは明らかにちがいます。
ナイロールフレームは、下のフレームがないのでフチのわずらわしさが感じにくく視野の広さを感じます。リムレス(フチなし)も同じです。
同じ色でも全体にフチがあるものとフチがないものではフチがない方が目線に入らないので違和感としては感じにくいです。以前の事…今までかけていたメガネが小さいので大きなメガネをとお選びになられたお客様が、度数をいれた大きなメガネは同じ度数でも、違和感がありかけられなかった事がありました。
これは度数が強くなればなるほど違和感を感じますし、主にコンタクトレンズ中心という方は、メガネはコンタクトに比べて目からの距離があるので、違和感として感じやすいのです。もちろんメガネはかけ心地だけでなく、かけた時の位置やフレームの角度など微調整を行います。今までかけていたフレームの期間(年数)が長ければ、そのフレームを通した見え具合に慣れているはずなので、同じようなかけ具合になるよう調整をしますが、フレームの形やサイズ、形状が異なると大きく差がでてしまい、それが違和感となります。
代表的なものに鼻あての造りの違いがあります。
一体型とクリングスタイプでは目とレンズの距離が変わってきます。度数が強い方は、ほんのちょっとの距離の差でも違和感がでてしまいます。結論として…度数の強い方や違いを敏感に感じられる方は、違和感のリスクを回避するには、デザインを似たようにした方が良いのです。が…折角メガネをかけるのに同じようではつまらない!めがね屋目線で言わせていただけたらいろいろなメガネをかけてほしい!のでガラッと変えるよりは少しずつ変えていくことをオススメします。最後までありがとうございました。